フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯30』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯30
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□秋のGT開幕!菊花賞で大勝負!
□出演者 亀谷敬正・小籔千豊・お兄ちゃん・森田涼花
CSフジテレビONE 2018年11月17日(土) 22:00〜23:00
で放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第30回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
2018年10月21日 新潟1R 2歳未勝利 芝1200m
1番人気14番キコクイーン 2番人気12番イベリス
イベリスは、前走9/29阪神2歳未勝利 芝1400でキコクイーンと対戦し4馬身差負けていた。そのため今回、キコクイーンが1番人気となっていた。
だが、前走は重い芝だった。今回は軽い芝。イベリスは父がロードカナロアのスピード血統、母も超スピード血統。今回は1400m→1200mと200mの距離短縮、さらに芝が軽くなる。前走は、馬力とパワー、スタミナが要求されたのに対し、今回はスピードの要素が要求される。この両方の要素は正反対なので、正反対になると4馬身の差は簡単に逆転できる。
新潟直線1000m
JRAのレースで唯一コーナーが無い。競走馬の能力は一定ではないため、コーナーを曲がるのが下手な馬は直線の方が上手だったりする。コーナーを速く走るのと直線を速く走るのとでは変わってくる。
・ロードカナロア産駒牝馬
ロードカナロア産駒の牝馬は牝系が速ければ短い距離は安定して走る。
・直線レースは激荒れ
前走10着以下の馬がたくさん来るのが千直。直線1000mは唯一のコース、競走馬の能力は一定では無いため、前走10着以下がいっぱい走りやすいコースがある。そういった馬を狙う。
・In Reality(インリアリティ)
インリアリティは日本ではあまり聞かない血統。インリアリティは速さの源の血。新潟千直でレコードを持っているのは、2002年アイビスSDのカルストンライトオ53.7秒。父父父にインリアリティの血を持つ。1000mでは良血。
・何らかしら難点を抱えている馬
1000mに出てくる馬は何らかしら気性とか難点を抱えている馬が多い。
ロージズインメイ
ロージズインメイはドバイWCを勝った馬。この馬の産駒は、東京ダート2100mの成績もよい。ダート短距離志向とダート中長距離志向があり、ロージズインメイ産駒は短距離を走らない代わりに中長距離になると走る。前がバテて差せる馬場で台頭する血統。
菊花賞は上がりタイムによって来る馬のタイプがガラッと変わる
上がり35.5秒よりレース上りが速いか遅いかで来る馬の血統傾向が丸っきり違う。
2015年菊花賞 キタサンブラック 上り35.4 速い
35.5秒より上りが速い→アメリカの速い血統とサクラバクシンオーのようなスプリンター血統が強い。
逆に上りが35秒後半〜時計が遅くなってくるとステイヤー血統、イギリス血統といったスタミナと馬力に優れた血統が台頭する。
上がりの遅い年はロベルトの血を持つ馬が馬券になっており、特にブライアンズタイムの血を持つ馬が走る。速い上がりだと逆に来ない。
2013年菊花賞 上り36.1
1着エピファネイア ロベルトにサドラーズウェルズの血を持つ
3着バンデ サドラーズウェルズの血を持つ ←高速馬場なら絶対に来ない馬
菊花賞上がりがかかった時はブライアンズの血を持つ馬がきている
2009年1着スリーロールス
2010年3着ビートブラック
2012年2着スカイディグニティ
2017年2着クリンチャー
上りが速いとまったくこない。