フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯19』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯19
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□「桜花賞当日中山競馬場で大勝負!40万馬券的中に大興奮! 岡田代表独占インタビュー第二弾サンデーの魅力を語る」
□出演者 亀谷敬正・ノブ(千鳥)・お兄ちゃん・横山ルリカ
CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第19回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
エンパイアメーカー産駒は、軽いダートで先行できる馬だけ買えば毎年プラス
日本のダートの場合、雨が降って水分を含んでいるダートの方が時計が速くなる。(軽いダート)
軽いダートの方がアメリカの中距離でスピードを持続できるような、本場のアメリカ血統が走りやすくなる。
先行して残るような高速ダートは、アメリカ血統には適わない。
エンパイアメーカー産駒は、水分を含んで先行馬が残るようなダートになると強い。(出遅れさえしなければ)
不良発表のダートにはピッタリ。
ローエングリーン産駒は1800mが得意
ローエングリーンは、芝1800を最も得意とする種牡馬。
1800mから2000mの距離延長で出走してくるときは疑わしい。
ハーツクライ産駒
父ハーツクライは、距離延長を好む血統。
福島芝2600m
福島芝2600mは、ロベルト系やサドラーズウェルズ系が強い。サドラーズウェルズは重厚な血統、ロベルトはスタミナやパワーがある血統。有馬記念で勝ったゴールドアクターもロベルト系。
父も母父もサンデー系ではなくロベルト系などの馬は
⇒主流じゃないコースに強い
逆に言えば、中央の2000mとかに弱い。
■セシルクラウン
4/9福島芝2600m燧ヶ岳特別に出走したセシルクラウンは、母父エルコンドルパサー。エルコンドルパサーは、ほとんどサドラーズウェルズの特徴を持つ。母父がスタミナ+パワー、父シンボリクリスエスはロベルト系でスタミナとパワーを持つ血統。つまりスピードの要素がゼロの馬。このような馬が、中山2000mとかで後ろから来るわけがない。ただ、血統を遡るとダイナカールの一族なので牝系自体はよく能力は高いのだが、適正レースが中央にない。
ハービンジャー産駒
父ハービンジャーは、スタミナと馬力がすごくある。しかし、ハービンジャー産駒は不器用。距離自体はもつのだが、小回りは得意ではない。
サクラバクシンオー産駒 中山ダ1200mオープン特別の高速決着
サクラバクシンオー産駒は、スピードの持続力に優れ中山ダート1200mにおけるオープン特別クラスの高速決着にぴったり。サクラバクシンオーの血を持つ馬が、良馬場以外の軽いダートの1200mでの成績が良い。他にもデュランダルなど芝のスプリントGTで実績のある馬の産駒がよい。
ダイワメジャー産駒は、1200mの速い流れに不向き
ダイワメジャー産駒は、一気に行き切るスピードが無く、追走スピードが早くなる特に1200mの速い流れになると、上級条件になるほど走らなくなる。
ハーツクライ産駒 人気が落ち思い切った騎乗で好走
ハーツクライさんくは、人気が落ちて尚且つ思い切った乗り方ができる状況においたほうが能力を発揮する。
・ハーツクライ産駒 重賞成績
1番人気(11.10.6.19)単回値65 複回値80
2〜6番人気(20.26.20.115)単回値93 複回値84
重賞のハーツクライ産駒人気別成績で、1番人気だけ成績が悪い。3〜6が成績が良い。
ハーツクライ産駒のヌーヴォレコルトは、重賞1番人気で勝ったことは1度も無い。
1番人気(0.4.0.1)
2〜3番人気(3.0.0.3)
同じくハーツクライ産駒のジャスタウェイも
1番人気(1.2.1.1)
2〜6番人気(3.3.0.5)
1番人気で勝ったのはギリギリで勝った安田記念のみ。
藤沢厩舎に入る馬は、ヨーロッパ血統なのに速い上がりを使う
藤沢厩舎に入る馬はヨーロッパ血統であるにも関わらず速い上がりを使う。逆に得意な洋芝の重たい馬場で走らないことが多い。
高速芝中距離に強いミスタープロスペクター系
ミスワキ・エンパイアメーカー・キングカメハメハの系統は、高速芝中距離に強いミスタープロスペクター系。
エンパイアメーカー産駒のカイザーバルは、高速の芝2000m秋華賞で3着に着た。
アドマイヤムーン産駒
芝の状態が重くなるほど成績が良い。アドマイヤムーン自身も雨で重くなった芝の宝塚記念を勝っていた。