フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯24』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯24
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□G1シリーズ真っ盛り!東京競馬場で血統予想!
□出演者 亀谷敬正・ノブ(千鳥)・横山ルリカ・お兄ちゃん
CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第24回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
京都芝内回り1400m 超クセがすごいコース
1400mは400で割れない非根幹距離、直線も内回りで短い。この条件はデムーロとかでも走らなかったりする。
ディープインパクト産駒@新馬戦距離別成績(芝のみ)
全成績 勝率23.6% 連対率40.9% 複勝率51.8%
1400m 勝率18.5% 連対率30.9% 複勝率42.0%
1400m芝の新馬戦に出走するディープインパクト産駒は、最悪。新馬戦のディープ産駒は反応が悪く、おいて行かれてしまう。
ただ、ディープインパクト産駒は芝の短距離では新馬戦がダメでも未勝利戦で一変する馬が多い。
ハーツクライ産駒・ディープインパクト産駒
短距離の新馬戦が苦手な馬が多い。
ドリームジャーニー産駒は距離短縮が苦手
距離短縮 勝率6.7% 連対率9.2% 複勝率15.8%
距離延長 勝率8.3% 連対率14.7% 複勝率20.5%
メイショウサチシオ
2017/11/25京都7R3歳上500万下
メイショウサチシオは、メイショウサムソン産駒。2017/10/07京都7R、2017/10/29京都8Rでダート戦を2戦連続2着しているが、メイショウサムソン産駒のダート戦複勝率は17%代しかなく、本質的にダート血統ではない。雨が降り不良馬場で軽いダートとなっていたので芝馬でも走りやすいダートを2走続けて2着だった。特殊馬場で連続2着からまともなダートの馬場に戻ると危ない。⇒結果1着となったが、ダート戦でダート向きじゃない馬を軸にするには不安な馬。
キングヘイロー産駒は人気で嫌って人気薄で買い
キングヘイローは距離短縮が得意な種牡馬。ただ、距離短縮で好走した次走は反動が出やすい。激走するスイッチが入るか入らないかは極端なので、人気で嫌って人気薄で買いたい血統。
グロリアスソングは女サンデーサイレンス
グロリアスソングは、父ヘイローと母Ballade の配合で、父ヘイローはサンデーサイレンスと一緒。日本はヘイローの速さを足していく国、そのためヘイロークロスを持つ馬はダービーに着やすい(ロジユニヴァース、ワンアンドオンリー、マカヒキ)
ダノンシャンディーも2010年NHKマイルC、毎日杯をボロ勝ちして母母にグロリアスソングを持っている。
さらに過去のジャパンカップでは
シングスピール(96年ジャパンC1着)の母グロリアスソング
ファンタスティックライト(00年ジャパンC3着)父ラーイの母グロリアスソング
日本競馬に1番向いているのがサンデー、次に向いているのがキングマンボ、その次に向いているのがグロリアスソングといわれている。
サンデー系×キングマンボ系がニックスなのは日本の適性を強化していく。グロリアスソング×サンデー系も東京の軽い馬場の適性を強化していく血。
ジャパンカップはトニービンの血
ジャパンカップ種牡馬別成績(近10年)
ディープインパクト(3.2.1.10) 単勝回収率111% 複勝回収率113%
ジャングルポケット(0.2.2.11) 複勝回収率231%
この10年ジャパンカップに1番着ているのがディープインパクト産駒だが、次がジャングルポケット産駒。
トニービンの血を内包している馬はジャパンC2年目に成績を上げる傾向がある。
ハーツクライ(04年JC10着→05年JC2着)、オウケンブルースリ(08年JC5着→09年JC2着)、ジャガーメイル(10年JC4着→11年JC3着)などがいる。
シュヴァルグランは父ハーツクライでトニービン内包馬。16年3着→17年1着
逆にディープインパクト産駒は2年目で成績を下げる。