フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯16』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯16
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□伝統のレース京都記念と共同通信杯で大勝負!
□出演者 亀谷敬正・小籔千豊・ノブ・横山ルリカ・篠崎愛
CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第16回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
高速ダートは、アンブライドルズソング
アンブライドルズソングは、16年BCクラシック、17年ペガサスWC勝ち馬。時計の出る中距離ダート最強血統。重発表の高速ダートにはぴったりの血統。
父ディープインパクト、母父エーピーインディ系
ディープインパクトに母父エーピーインディ系は、優秀な競走馬が産まれる可能性が高いニックス。直線まで足を貯めた時の切れ味が優れている。(代表的な馬:ハートレー)
父スズカマンボ(サンデー系)、母父タイキシャトル(ヘイロー系)
父スズカマンボと母父タイキシャトルは、両方とも新馬戦に強い血統。スピードの持続力に優れ新馬戦にはぴったり。
オーストラリアの芝1200mはレベルが高い
2016年12月11日 香港スプリント(GT)
1着 エアロヴェロシティ(ニュージーランド産)
2着 ラッキーバブルズ(オーストラリア産)
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10着 ビッグアーサー
昨年行われた香港スプリントで、人気の日本馬は全滅したが、オーストラリアなどオセアニアの血統が上位独占する結果となった。
2017年2月12日小倉2Rに出走し2着となったトーセンクリスは、父リダウツチョイス (Redoute’s Choice)。数々のGT馬を排出しオーストラリアのリーディングサイアーを3度獲得した馬。スピードと持続力に長け開幕週の小倉芝1200mはぴったり。
小久保厩舎(浦和)
トーセンクリスは、小久保厩舎(浦和)という地方No.1の調教師が中央に向くということでケアしてきた馬。2017年2月12日小倉2Rで2着。
2017年2月5日東京10Rで1着となり単勝230.3倍もついたライズスクリューも地方時代は小久保厩舎の馬。
京都記念は、サンデーの血を持たないノーザンダンサー系
2016年京都記念を勝ったサトノクラウン、そしてミッキーロケットには共通項がある。それは、ミスタープロスペクター系の中でもヨーロッパで結果を残している血とノーザンダンサー系の組合せで尚且つサンデーサイレンスの血を持っていない。
ミッキーロケットは、ヨーロッパで実績を残しているキングマンボ系、母父がノーザンダンサー系でサンデーサイレンスの血を持っていない。スタミナと持続力を要する京都の馬場は、ぴったり。
ディープインパクトの人気馬が人気より負けている場合
ディープインパクトの人気馬が、人気より下の着順である傾向が続いている場合は、ディープインパクトの血を持っていない馬を狙ったほうが良い。
その場合は、ノーザンダンサーの馬場になっていると考える。
ディープ系とノーザンダンサー系では真逆の適性。
父ディープインパクトのマカヒキは足をためた瞬発力勝負で最も力を発揮する。京都記念が行われた日は、ノーザンダンサー系の持続力が求められる馬場となっており、京都では力を発揮することができない。
同じく京都記念に出走していた、スマートレイアーもディープインパクト産駒だが母父が欧州型のリファール系、逃げる手または先行策を取れば一変してもおかしくない。リファール系を持つ馬は先行競馬で持続力を活かせる系統。