フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯20』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯20
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□クラシック本番!牝馬G1オークスを府中競馬場で大予想!小籔VS亀谷予想で大波乱!?
□出演者 亀谷敬正・小籔千豊・ノブ(千鳥)・横山ルリカ
CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第20回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
タートルボウル産駒の凄いクセ
内枠の成績と外枠の成績が2倍違う
▼タートルボウル産駒のダート枠別成績
1枠・2枠 勝率4.5% 複勝率18.2%
7枠・8枠 勝率9.7% 複勝率41.9%
タートルボウルはダート血統ではないので、「砂をかぶって嫌がらないで走る」という事を遺伝子的に受け継がれていない!ダートで砂をかぶったら走るのやめようではなく、砂をかぶったら前に行くのをダート馬は引き継がないとダメ。タートルボウル産駒のダート出走時は砂をかぶらない外枠が良い。
ダンチヒ系
ダンチヒ系は持続力という能力ではサンデー系よりレベルが高い。ダンチヒ系のハービンジャー産駒は、持続力においてサンデー系より上。スピードの持続力を求められる馬場にはぴったり。
前走1400m以上から1200mへの距離短縮
馬は走る距離を知らない
新馬戦は最初の3ハロンが遅い。未勝利戦よりも新馬戦のほうが大抵遅い。その理由は最初の600mは馬がレースに出ていると知らない、ゲートを出たら飛び出すというのを知らないから。
では未勝利戦のほうが最初の3ハロンが新馬戦よりなぜ速くなるのかは、ゲートが開いて飛び出ていくのを記憶するからである。
そのため前走1200m以外を使っている馬の方が有利。新馬戦1200mを走ったら次走も1200mだと思って走る。前走1400m以上走ったら1400mだと思ってゲートを出る。1200mのレースなのに1400mのペースで走るためのそ〜っとスタートしてくれる。アメリカ血統馬であれば、最後アメリカ血統のスピードで差してくれる。
亀谷所長・勝負レースの選び方
・消える人気馬がいる!
・4番人気以下に自身のある馬がいる!
藤沢厩舎の育成方法
藤沢厩舎の育成方法は、速い上がりを引き出すことが多い厩舎。
そのため重い芝が心配。ソウルスターリングは欧州血統にもかかわらず桜花賞の重い芝で3着に敗れてしまった。軽い芝のオークスは、藤沢厩舎にとって絶好の舞台。藤沢厩舎のトレーニングで速い芝向けになったソウルスターリングはオークス1着。
マキャヴェリアン
マキャヴェリアンの血を持つ馬は、高速芝を得意とする血統。速い上がりを出せる。