フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯22』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯22
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□京都競馬場で血統予想!ついにあの馬が出走!?小籔・お兄ちゃん・ルリカもドキドキ!
□出演者 亀谷敬正・小籔千豊・横山ルリカ・お兄ちゃん
CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第22回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
13頭立て以下の少頭数はルメールとデムーロを狙え!
競馬血統研究所では、取り上げるレースが少頭数のレースがない。たまたま当たっていないから放送していないのではなく、本当に見送っている。ルメールとデムーロを買えば当たるので面白みがない。
母父フレンチデュピュティはダートの高速決着に強い
レッドチェイサーの母父フレンチデピュティは母方にボールドルーラーを持つノーザンダンサー系。稍重で時計が出る2017年10月09日の東京ダート1600mには、合っている血統。
また、先日の2017年10月8日の東京ダートは、父キングマン母系が2勝2着1回3着1回。雨が降って軽いダートになっていた。直線が長いので末脚のスピードが要求される。それは芝にちょっと近い。そのため芝馬の中でダート適正の高い血統の馬が走りやすくなっている。
シゲルジャンボイモの母父はフレンチデピュティ系、さらに父ルーラーシップはキングカメハメハ×トニービン、末脚のスピードが要求される高速の東京ダート1600mはぴったり。
母父ブライアンズタイム@ダート替わり時の東京
単回値131% 複回値170%
サトノルーリー
サトノルーリーは、サトノノブレス全弟。母母父にボールドルーラー系のオールウェイズランラッキーが入っている。2200mなどトライアルに強い血統。
小さい牝馬は須貝厩舎
須貝厩舎は、小さい牝馬をGT勝たせるのが上手い。
サトノルーリーは新馬戦で408kgの小柄な馬。里見オーナーがサトノルーリーを買った瞬間に、須貝調教師は「ちょっとウチの厩舎に」と言ったという。
小さい牝馬は嫌われてあまり好きじゃない厩舎も多く、そういった馬をおまかせくださいとサッと持ってちゃうのが須貝厩舎。
13年 レッドリヴェール 阪神JF制覇 (418kg)
17年 アドマイヤリード ヴィクトリアマイル制覇 (422kg)
芝が強いということはダートに弱い
芝に強い血統とダートに強い血統は違う。芝血統の馬が、前走芝で今走ダートに変わったからといって走るとは限らない。
■2017年10月9日東京7R3歳500万ダート1600m
2番人気シンボリバーグの父は芝馬のダイワメジャー、母父は日本の芝で実績を残しているボールドルーラー系。この馬自身も芝のマイルで新馬を勝ち上がっており完全な芝血統で合っていない。⇒5着
1番人気ダイワミランダも父ハービンジャーは芝馬、母のダイワスカーレットも芝馬。⇒4着
この日の東京ダートは、
父・芝馬×母・ダート馬の血統が合っていて、父・芝馬×母・芝馬は合っていなかった。
4番人気のアッキーは、東京ダート0.2.2.5と実績を残していて、父ゼンノロブロイなので芝の要素があり、母父プレミアムサンダーはアリダー系のダートの名血、ダートの名血と芝馬の組み合わせ、ゼンノロブロイ自体も比較的ダートも走る、東京ダートに向いている血統。
さらに開幕週の1・2週というのは、そのコースとそのクラスで実績のある馬が休んで待っている。アッキーは、5月6日に1000万下で10着に敗れ降級。そしてわざと秋の東京が開幕するまで休んで待ち、実績のある500万クラスと東京コースに出走してきた。満を持しての出走、結果は1着。