フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯17、18』の要点まとめ
□タイトル 競馬血統研究所♯17♯18
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□小倉競馬場で大予想前編!
□出演者 亀谷敬正・沢田知希・お兄ちゃん・横山ルリカ・奥仲麻琴
CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!
第17回と第18回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。
困ったら競馬エイトの調教注目馬を見ろ!
競馬エイト・元穴の慶応ボーイの沢田知希トラックマンによると、
競馬エイトの調教注目馬は、近走の成績や人気は無視して調教だけで選んでいる。時々とんでもない馬が来る。
3月5日の小倉
この時期の小倉芝1200mは、ちょっとパワーのあるスプリント血統が外目からスーッと流れに乗って前に行けば来る馬場。
アンジェリーは、父ゼンノロブロイ、母の母父がダンチヒ系。パワーが要求される馬場で、外目の前で流れに乗っていけば、バテることなく、この時期の小倉コースにはぴったりな血統。
ダンチヒ系は、パワーがいる馬場でも前目に持って行ってもバテない。
小倉1800m、2000mは適性が全く違う!
スピードとスタミナの能力は相反する。
父ゼンノロブロイのテーオービックバン は、前向き過ぎるスピードがあるが故に2/12小倉芝2000m壇ノ浦特別でボロ負け、その次走である3/5大宰府特別小倉芝1800mは、前残りになっている馬場。前走は前に行って差される馬場、今走はスピード馬が前に行って持続してなだれ込むことを要求される正反対の適性が要求される巻き返す血統。
ハービンジャー産駒
古馬になって成長力がある馬。どんどん年を重ねることによって強くなっていく馬。
ディープインパクト産駒@2017中山芝成績
1〜3番人気(0.4.1.8) ※3月4日終了時点
中山芝でディープインパクト産駒が人気になっていれば、その他の馬の単勝を買えば儲かる。
ディープインパクト産駒@2017阪神外回り成績
(3.0.3.13) ※3月4日終了時点
中山と真逆の能力を求められる阪神芝外回りでは、ディープインパクト産駒ばバンバン来ている。
大阪城Sは、阪神外回のレース。このレースも過去に延べ5頭ディープインパクト産駒が馬券になっている。その5頭の中でも消したり買ったりする法則があり、6枠より外を引いたディープインパクト産駒は全部来ている。
ディープインパクト産駒の大阪城S成績
1〜3枠(0.0.0.3)
6〜8枠(1.2.0.0)
逆に3枠より内を引いたディープインパクト産駒は全部消えている。ディープインパクト産駒は、外を回してビューっと伸びてくるのが得意な馬なので、外枠ディープが走りやすい。
弥生賞 中山芝2000m
このコースは、ディープインパクト産駒ず〜っと人気で負けている。そのためディープインパクトの血を持っていない馬を買えばいい。ディープインパクトの血を持っていなくて強い馬とは、ディープインパクトと真逆の方向性で強い馬。
ベストアプローチは、父ニューアプローチ。ノーザンダンサー系の中では比較的スピードがあってマイルにも対応。2015弥生賞を勝ったサトノクラウンも父マルジュがノーザンダンサー系でサンデーサイレンスの血を持たず、マイル以下にも対応するスピードのある血で、ベストアプローチはサトノクラウンに非常にそっくり。
弥生賞、前走距離別成績
弥生賞は、前走1800m以下を使っていた馬と前走2000mを使っていた馬の2通り。
弥生賞 距離別成績(近5年)
1800m(3.0.1.4)単回値324%
2000m(2.3.2.22)単回値14%
前走2000mを使っていた人気馬は、人気を裏切るケースが多い。
前走1800m以下を使っていた馬は、人気以上に走る。
シルヴァーホーク
ロベルトのシルヴァーホークは、距離延長を好む血統。
ベストアプローチは、母母父にシルヴァーホークを持つ。前走セントポーリア賞芝1800mから弥生賞は200mの距離延長。結果は、4着であったが、7番人気であったので人気以上に走った。