秋競馬の知って得する血統穴馬券術 椎名記者
2016年10月23日(日)放送のBSイレブン競馬中継で、
万馬券クリエイター椎名竜大記者の「知って得する血統穴馬券術」が放送されていました。
このコーナーは血統を読み解いて高配当を的中させる穴馬券術を椎名記者に紹介していただくコーナーです。今回は秋競馬をテーマに使える馬券術を2つ紹介していました。
11月の京都のダートはシニスターミニスター産駒を狙え
シニスターミニスターは、現役時代アメリカで走っていた馬。ブルーグラスSというダートのGT勝ち馬。血統的には、エーピーインディ、シアトルスルー、ボールドルーラーへと遡っていくアメリカのダートの主流血脈。この系統は東京のダートでもよく走り、シニスターミニスターの主な産駒にはインカンテーション、キングズガードがいる。
このシニスターミニスター産駒が11月の京都のダートでねらい目。
そもそもシニスターミニスター産駒は京都のダート成績が良い。
全体 単勝回収率150% 複勝回収率121%
(勝率14.9%) (複勝率29.8%)
年間でもプラスになる成績なのだが、これを11月のみに絞ると・・・
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11月のみ 単勝回収率482% 複勝回収率176%
(勝率26.9%) (複勝率46.2%)
シニスターミニスター産駒は、なぜか11月の京都ダートは距離関係なくよく走る。
11月の東京芝1400mは、マツリダゴッホ産駒を狙え
現役時代は、中山巧者として知られていたマツリダゴッホ、母系にナスルーラが入っているので基本的にはスピードタイプ。そのスピードで子供たちには短い距離で適性が伝わっている。1400mの東京で持ち味が特に出ているのが面白い傾向。
マツリダゴッホ産駒の東京芝1400m成績
全体 単勝回収率388% 複勝回収率127%
(勝率8.2%) (複勝率32.7%)
1年通して買うだけでもこれだけの成績なのですが、これをさらに11月のみに絞ると・・・
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11月のみ 単勝回収率1252% 複勝回収率250%
(勝率20.0%) (複勝率46.7%)
もの凄い成績になる。ほとんど11月に走っているといっていい。マツリダゴッホ産駒が単勝1番人気になることはほとんどないので、マークが薄く多くの人が見落としがちになる。過去には単勝馬万馬券配当も出ている。
ダート戦でNOW! ストリートセンス
ストリートセンスはアメリカの馬で、ケンタッキーダービーなどGT3勝、ストリートクライ産駒のダート血統。日本では、ストリートセンス産駒でフリートストリート、スウィートリーズンなどがいる。
新種牡馬なので、産駒が出始めなのでそこまで走るという印象がファンの中でない。
ストリートセンス産駒 現2歳世代のダート成績
【3.1.2.6】
単勝回収率211% 複勝回収率103%
(勝率25.0%) (複勝率50.0%)
※ゴールドアリュール産駒 現2歳世代 ダート勝率17.9%
データを見ると、出てきた馬のほぼ半分が馬券になっていることが分かる。