大橋巨泉さんが30年〜40年前に訴えていた競馬会への提言
2016年10月23日(日)放送のBSイレブン競馬中継の徳光コラムで、
大橋巨泉さんが取り上げられていました。
大橋巨泉さんは、競馬をメジャースポーツに押し上げた功労者の一人。
巨泉さんは長年競馬会の改革を訴え続けており、その事を徳光さんが取り上げていました。
今から30年〜40年前に提言しており実際に変革されている行われていることが結構ある。
■海外のレースの馬券を買えるようにする
巨泉さんは、せめて日本の競走馬が出走している時だけでも日本で買えるべき
■ダービートライアルの新設を主張
今では当たり前となっている
■短距離競争のGT化、格上げ
■秋の天皇賞の距離は、3200mから2000mにするべき
年に2回も3200mのレースをする必要はない。2000m〜2400mが世界の潮流、秋の3200mはそれからちょっと外れている。
■秋の三冠馬にはボーナス
天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念、秋の古馬三冠を制した馬には、当然1億円のボーナスを与えるべきだ
これらがほぼ実現している。勿論、大橋巨泉さんが言ったから変革されたわけではないが、競馬会も同じような歩調で先を行ったいたかもしれないが、超一流馬が競い合い競馬が面白くなるためのアイディアを提言されていた。
以上の他にも以下のことを提言していた。
■セン馬にクラシック出走権を与える
■降着制度の導入
■登録料の値上げ
枠順の抽選会を公開する
大橋巨泉さんがお亡くなりになる最後まで競馬会に提言されていたのが
■収入が少ない人でも馬主になれる世界
これをしきりにおっしゃっていたのだそうです。収入が少ない人が馬主になることによって、その中からもしかすると10年に1度はとてつもない馬が生まれるかもしれない。
時に厳しい言葉で批評を展開した競馬を愛し、変革を求めた評論家 を収録