データマイニングの断層馬券術
断層馬券術といったらオッズ分析のことで、単勝オッズを人気順に並べ替えた時に・・・7番人気25.8倍、8番人気29.4倍、9番人気34.6倍、10番人気86.5倍・・・といったように、9番人気と10番人気の間だけ大きな差が生じている、これをオッズの断層といって断層直前の馬は馬券に絡みやすいとされています。
一般的には、断層はオッズ分析の馬券術でいわれますが、日刊コンピ指数の断層もあります。日刊コンピ指数は能力指数ではなく人気指数なので、コンピ順位がそのまま単勝人気順位になることも多く、コンピの断層を使った馬券術もあります。
今回は、データマイニングです。
データマイニングとはJRA-VANに蓄積されている膨大な過去データを解析し、そこから特定の条件付けを前提とした競走馬の走破タイムを算出し、そのうえで各レースにおいての相対的な予想順位が導きされるというものです。
データマイニングには、タイム型と対戦型とがあり、
タイム型のスコアを見ていたところ、これってオッズ分析でいう断層?というものが3/18のスプリングSでありました。
2018年3月18日 スプリングS
まずこちらはスプリングSの単勝オッズです。
つづいてこちらは、
データマイニング対戦型のスコア順に並べ替えたものです。
データマイニング対戦型のスコアを眺めていると
棒グラフの横の長さがが予想下位になるにつれてなだらかに下がっていっているのですが、12番マイネルファンロンの次の6番ハッピーグリンの所でガクッと下がっています。
ちょっとオッズ分析の断層に似ています。
オッズ断層付近の馬は、馬券に絡みやすいですがデータマイニングの断層はどうだったのか?
データマイニングの断層直前の馬であるマイネルファンロンは、
3着となり複勝260円付きました。
今回はたまたま?
かもしれませんが今後検証していきます。