外れ馬券を買わせるためのオッズ?
2017年1月7日(土)の京都6Rの枠連オッズと単勝オッズを人気順に並べたものです。
京都6R 枠連オッズ | 京都6R 単勝オッズ |
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単勝1桁の馬は3頭いますが、タンタグローリア、ワールドフォーラブは京都コースと相性のいいディープインパクト産駒で1・2番人気です。3番人気は、ラーゴブルーです。4枠に入ってワールドフォーラブと同枠ですので、枠連1-4が売れていました。
枠連で10倍を切るのは、枠1-4のみですので、いかにもこの馬券を買ってくださいといっているようなオッズです。
しかし、結果は1番川田騎乗のタンタグローリアは6着がやっとで枠1-4を1点で買っていた方は不的中。
続く京都7Rでは、
京都7R 枠連オッズ | 京都7R 単勝オッズ |
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単勝オッズを見る限り、1.4倍 3.8倍・・・14.5倍となっていますので、京都6Rよりも明らかに2強レースだということが分かります。
しかし、枠連オッズを見ると2.1 8.0 9.5・・・と10倍を切る馬券が3つもあります。
でも結果は、枠連1番人気の1-5で決まりました。
京都6R 2.1 11.3 11.5 ・・・
京都7R 2.1 8.0 9.5 ・・・
↑のオッズの並びを見ても同じ2.1倍の1番人気であっても京都6Rの方が信頼できそうに見えるのですが、実は、このようなオッズパターンを過去に何度も見たことがあり、
枠連1番人気のオッズが4.0倍未満かつ枠連10倍未満のオッズが1つしかない
この条件だと、2強オッズであったとしても大抵枠連1番人気の決着は無いのです。
京都6Rの枠連オッズのように1番人気と2番人気とのオッズ差がこれだけ離れていると、ついつい1番人気の馬券を買いたくなってしまいますが、的中しないことが多いです。数年前から、このパターンのオッズの時に枠連1番人気は飛んでるな〜という印象を持っていて、統計はとっていないのですが、今後似たようなオッズを見たら注意したいと思います。